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| 昨年7月からGoogleと協業し

| 205カ国4000カ所のゴルフ場予約

| 訪問者1年で8000％増加

| 「ゴルフ場は顧客誘致に役立ち

| ゴルファーは合理的な価格で予約」

| ゴルフテック企業AGLのジム・ファン代表

ゴルフテック企業AGLのジム・ファン代表がタイガーブッキングについて説明している。イ・スンファン記者

韓国よりも海外でより多く利用されているゴルフ予約システムがある。世界初のゴルフGDS（Global Distribution System）技術を開発し、Googleとも提携したタイガーブッキングだ。独自開発の人工知能（AI）技術に加え、グローバルOTA（Online Travel Agency）との新規契約も目前に控えるタイガーブッキングは、より多くのゴルファーを魅了する準備を整えた。

航空券や宿泊施設を予約するように、ゴルフ場のティータイムをわずか数回のクリックで確定するシステムを生み出した主人公は、グローバルゴルフテック企業AGLのジム・ファン（韓国名ファン・ジングク）代表だ。2019年にタイガーブッキングを世に初めて送り出した彼は、今や205カ国に4000以上のゴルフ場と提携し、1日あたり600万件のティータイムを生産する革新を成し遂げた。

ファン代表は最近、毎日経済とのインタビューで「航空会社が常に空席なく乗客を満席にする秘訣がGDSにあると気づいた後、すぐに新たな挑戦に乗り出した。不足している部分を一つずつ補ってきた今、世界中のゴルファーやビッグテック企業から技術力を認められるようになった。提携ゴルフ場を増やし、より多くのプラットフォームにタイガーブッキングを導入し、ゴルフ産業の発展を牽引する企業へと生まれ変わる」と強調した。

GDS技術は、世界中の商品やサービスを予約・販売できるように接続する統合流通システムを意味する。アゴダ、エクスペディアなどのグローバルオンライン旅行プラットフォーム（OTA）業界では、早くからGDS技術が商用化されていた。しかしゴルフ分野では、タイガーブッキングが初めてGDS技術を融合させ、ゴルフ予約システムの勢力図を変えることに成功した。

ファン代表は「航空・ホテル市場規模が1000兆ウォンまで拡大する過程でGDS技術が大きな力を発揮した。ゴルフ市場規模も急速に拡大すると考えている」とし、「ゴルフ場ではより多くのティータイムを販売し、ゴルファーは合理的な価格でラウンドできるという好循環が生まれるだろう。韓国はもちろん、全世界のゴルフ市場規模がGDS技術のおかげで想像以上に拡大するはずだ」と述べた。

もう一つ期待される効果は、韓国ゴルフ場のグリーンフィーの合理的な価格設定だ。ファン代表は「航空やホテルのように、ゴルフ場を予約する際にも価格を比較できる日が遠くない。ゴルファーの予約量に応じて毎日価格が変われば、ティータイム稼働率は以前とは比べ物にならないほど高まるだろう」と説明した。

一歩先んじてGDS技術を適用したファン代表は、AI技術までタイガーブッキングに搭載する準備を整えた。彼は「ゴルファーがより便利にタイガーブッキングを利用できるよう、AI技術の開発をいち早く開始した。現在は商用化に先立ち最終チェック中だ。今後は希望の国や地域、日付などの情報を入力して個別ゴルフ旅行をリクエストすると、AIが即座にいくつかの案を提示してくれるだろう」と強調した。

昨年7月からGoogleと協業しているタイガーブッキングの予約率はどれほど変化したのだろうか。ファン代表は「1年前と比較すると訪問者が8000％増加した。ユーザーの国籍を確認すると、韓国よりも外国人の割合がより高い。予約率も顕著に上昇しており、Googleの力を実感している」と述べた。続けて「ゴルフ場の予約が行われる国々も以前とは比較にならないほど多様化した。アメリカ、スペイン、ポルトガル、フランス、イギリスなどが目立つ国々だ。韓国人ゴルファーも、日本や東南アジアに集中していた過去とは異なり、最近では訪問する国が多様化している」と付け加えた。

ファン代表は、韓国を訪れる外国人ゴルファーが増えることを願っていると伝えた。彼は「海外から予約可能な韓国のゴルフ場は約100カ所だ。依然として海外ゴルファーを受け入れることに抵抗感を持っている韓国ゴルフ場が多い。この点さえ解決されれば、Kゴルフを楽しむ外国人ゴルファーの数は幾何級数的に増加するだろう」と強調した。

タイガーブッキングはアジア市場を制した後、アメリカ、ヨーロッパなどを狙う計画を明らかにした。彼は「アジアで圧倒的な1位企業になることが最優先目標だ。その後は欧州、米国などへ着実に領域を拡大していく。最も神経を使うべき舞台は米国だ。3年以内に提携ゴルフ場を2万ヶ所まで増やしていく」と語った。

出典：毎日経済（https://www.mk.co.kr/）

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