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AGL、夏・冬のベトナムゴルフトレンド分析

個人旅行客、出発1週間前にティータイムを予約

ベトナムは夏と冬を問わず人気のゴルフリゾート地とされています。グローバルゴルフテック企業のAGLは、夏（7〜9月）と冬（12〜2月）シーズンにAGLの提携チャンネルを通じてベトナムでゴルフ旅行を楽しんだ世界中のゴルファーのトレンドを分析しました。

ベトナムで最も人気のあるゴルフ目的地はダナンです。ダナンは夏季と冬季において、それぞれベトナムゴルフ予約全体の63.5％、48.4％を占め、圧倒的な1位となっています。モンゴメリーリンクスやレジェンドダナンといった上級ゴルフ場が多く、ゴルフ以外にも多彩なアクティビティがあり、午前中のラウンド終了後に午後の観光を楽しむことができる点が人気の理由とされています。

ダラットは冬季（1.9％）よりも夏季（5.9％）に利用率が高く、ダラットパレス、ダラットat1200、サムトゥエンラムなどのゴルフコースがあります。特に夏でも気温が20～30度程度で、快適な気候の中でラウンドができる点が、夏のラウンドの利点とされています。その他の地域は、ほとんどがゴルフシーズンの冬季に利用率が高い傾向が見られます。ナトランは夏季（11％）と冬季（21.2％）で利用客数の差が最も大きくなっています。

AGL利用者のうち、70％が個人旅行（FIT）商品を予約しています。残りの30％はゴルフ＋宿泊、またはゴルフ＋宿泊＋航空券といったパッケージ商品を利用しています。FIT商品利用者の中には、宿泊先を確保した後、周辺のゴルフ場をスケジュールに合わせて利用するゴルファーも多いです。

ベトナムも他のアジア圏のゴルフ場と同様に平日と週末でグリーンフィーの違いがあります。曜日別に見ると、個人旅行商品利用者は木曜日（14％）と金曜日（13.4％）にラウンドを予約する割合が多く、パッケージ商品利用者も木曜日（5.8％）と金曜日（7.1％）にラウンドを予約する傾向が見られました。

個人旅行商品とパッケージ商品の予約時期には顕著な違いがありました。パッケージ商品利用者の約80％が遅くとも出発4週間前までに予約を完了しており、10％は出発3か月前にゴルフ旅行パッケージを予約しています。一方で、個人旅行商品利用者は出発間近になるほど予約が増加する傾向にあり、安定した旅行スケジュールを組むために1か月前にゴルフ旅行商品を決定するゴルファーが約16％いるのに対し、出発1週間前にティータイムを予約するゴルファーが25％以上を占めています。

なお、AGLはハノイ、ナトラン、ダラット、ダナン、ホーチミン、フーコックなどベトナム全域で約80のゴルフ場予約サービスを提供しています。

出典：旅行新聞(https://www.traveltimes.co.kr/)

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