「ゴルフ場のオーナーであれば、今すぐやりたいこと6」は、データ化・システム化しなければ管理できない。 | 2024/02/29 |
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ゴルファー数×客単価の単純な計算はもう終わりです。ゴルフ場(企業)の事業計画の中で最も重要なのはやはり売上です。しかし、多くのゴルフ場は売上の計算式を『ゴルファー数×客単価』と単純に考えがちです。 売上の改善は、定量的な側面と定性的な側面に分けることができます。データベースの定量的な売上改善要素を導き出すと、それに関するデータ分析を通じて、ゴルフ場の根本的な問題点を把握し、改善策や運営コンセプトを立てやすくなります。 たとえば、売上確保に妨げとなる非効率な要因の除去、顧客離れの原因分析、予約転換率を妨げる要因をデータで分析してみることです。 これを基に、定性的な売上のための商品企画やプロモーションを行うことができます。季節ごとのプロモーションや月ごとの戦略商品を展開できます。また、特定のターゲット顧客層の設定やティータイムに対するボリューム販売方式も検討できます。 このように、ゴルフ場の運営状況をデータと分析を通じて把握すると、より正確な運営コンセプトとモデルを作成し、効果的な実行計画を立てることができるようになります。 顧客獲得×購買転換率×売上私たちのゴルフ産業は、他の産業を通じて、時折、ゴルフ場の運営効率を高める方法を見つけることができます。オフラインのゴルフ場とはまったく異なる世界であるオンラインの電子商取引(Eコマース)世界の一般的な売上プロセスは、当該サイトに「顧客獲得×購買転換率×売上金額」として定義できます。 Eコマースでは、サイトごとの誘客を増やすために、精密なデータ分析と戦略があり、誘客者を購買転換させなければならず、売上単価を高めるためのさまざまなマーケティングと戦略を着実に実行します。 このようなEコマースの売上プロセスをゴルフ場の売上拡大式に適用し、各カテゴリごとに売上改善要因を分析すると大きな助けとなります。 ゴルフ場の潜在顧客を誘致するためには、まずゴルフ場ごとの状況に関するデータ分析と理解が必要です。 うまくいっている点よりも問題点を分析する必要がありますが、すべての問題はデータと数値で分析できるようにシステム化される必要があります。 データ分析と理解特にゴルフ場のウェブサイトは、画面段階ごとの顧客分析が可能になるように開発されており、▲訪問者のうち実際の予約顧客と単なる訪問者の数 ▲最初の画面で離脱する顧客の割合 ▲予約頻度に応じた顧客の特性など、データ分析によって離脱顧客の管理だけでも売上は増加します。 例えば、ゴルフ場のインターネット会員を含む潜在顧客数が2万人で、予約転換率が10%の2000人が予約をした場合、1チームあたり3.8人と仮定した場合、月間の来場者数は7600人を確保することができます。 それでは、どのようにして潜在顧客をより多く誘致するかについての冷徹な分析を行い、誘致された潜在顧客をより多く実際の予約に転換する計画が策定されている必要があります。 ゴルフ場の運営状況分析に基づいて、▲顧客サービスやコースコンディションなど、魅力的な商品 ▲既存の顧客データとブッキングアプリ以外の追加提携先の拡大 ▲ゴルフ場のウェブサイト訪問者増加策 ▲ブランド認知度向上など、さまざまな顧客誘致戦略を立案することができます。 予約転換率を高めるためには、▲既存の1か月分のティータイムではなく、1年分のティータイムを公開すること ▲月別・目標顧客別のさまざまなプロモーションで商品競争力を強化することもできるでしょう。 売上金額と客単価を高めるための差別化戦略や、ラウンド増加と回転率を高めるためのマーケティングも、システム化することができます。実際、すべてのゴルフ場の売上増加のためのデータ分析とマーケティング実行を自動化するためのGDS機能の一部である、タイガーGDSがすでに21か国以上の1200以上のゴルフ場で使用されている理由です。 出典:ゴルフ産業新聞(http://www.golfin.co.kr) |
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