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▲ソウル在住のキムさんは、週末のゴルフのためにいくつかの予約サイトを検索し、ゴルフ場に電話を回し、ようやく希望する時間にAゴルフ場を予約した。
ゴルフ場に到着したキムさんは、フロントでチェックインをしてロッカーを割り当てられ着替えてから、指定されたカートに乗ってラウンドを始めた。
ラウンドが終わったら、またフロントに寄って精算して帰宅した。
▲釜山に住むパクさんは同じ週末、ポータルサイトで「ゴルフ」と検索し希望する日付と時間を入力した後、江原道春川市のBゴルフ場をすぐに予約した。
ゴルフ場に到着したパクさんは、事前にスマートフォンで案内されたロッカーに入って着替え、カートに乗ってラウンドを始める。
最後のホールを終えたパクさんは、その場でキャディーの端末機で精算してすぐ帰宅した。
このように同じ目的の2人でしたが、キムさんとパクさんが週末のラウンドのために、予約から退場まで経た手続きと労力は大きく違う。
パクさんはキムさんとは違って、いくつかの予約サイトを調べたり、ゴルフ場に電話を回す必要がなかった。
チェックインと精算のために、2度もフロントに寄る必要もなかった。
この違いは、パクさんとBゴルフ場が「タイガー(TIGER;AGL GDS)」を使用していたからである。
この事例は、今日の航空・ホテルで簡単な前売りが可能なことと同じシステムを具現化したタイガーが、ゴルフ場利用をどれほど便利にしてくれるかを示している。
「タイガー」はゴルフITソリューション専門AGL㈱(代表取締役:ファン·ジングク;ジム・ファン)が昨年初めて披露した統合ゴルフサービスプラットフォームだ。
これまでゴルファーの予約とゴルフ場の運営が、異なるシステムで駆動されてきたものを1つのプラットフォームにまとめ、予約、試合運営、決済、サービスなど、
ゴルフ場運営と関連したすべての分野を網羅している。
広範囲で複雑に感じられるが、簡単で効率的なシステムである。これまでゴルファーは、予約システム、ゴルフ場は運営システム(ERP)をそれぞれ違う形で使用してきたが、
タイガーはこれを一つの枠組みの中で動かすものだ。
使用法も簡単だ。ゴルフ場はタイガーを無料で導入し、従来のERPに代わる運営システムにすればよく、ゴルファーはゴルフ場の電話や予約サイトを検索する必要がなく、
身近なポータルサイトで「ゴルフ」と検索し、希望する時間と日時に予約すればよい。
ゴルファーの予約はリアルタイムでゴルフ場に反映され、ホームページを通した直接決済を構築すればリアルタイムで決済できるようになる。
タイガーは、クラウドベースでサーバーやライセンスを別途購入する必要がなく、アップデートによる追加費用もない。
また、ゴルフ場の収益も最大化する。運営や決済システム、予約チャネルとの連動などを別途導入し繋げる必要はなく、タイガー導入で一度に構築されるため、
運営効率とリアルタイム予約・決済がすぐに実現される。
特に、ホームページ決済システムを構築すれば、航空、ホテル、映画のように予約と同時に決済されるため、売上を早期に確保し、
予約のキャンセル・変更によるリスクを最小化することができる。
タイガーを導入すれば予約から決済、マーケティングまでゴルフ場運営のすべての部分を革新することができる。ゴルファーは既存の予約アプリや有線予約、
ポータルを通じた予約などすべてのチャネルを通じた予約が可能となる。
予約時にカードを先に登録すると、ゴルフ場の望む方法(予約時、来場後決済など)で決済でき、予約後お客様にQRコードを含むメールを送信し、ロッカーの確保を事前に行うことができる。
予約情報はゴルフ場でリアルタイムに確認でき、ティータイムは自動生成され、キャディー、ロッカー、カートなどのオプションは選択によって割り当てられる。
ゴルファーが入場する際に、自動チェックインを通じてフロント、キオスクなどが必要がない、非対面チェックインが実現する。
タイガーはスコア管理と管制機能が基本的に提供される。ゴルファーがラウンドを始めると、リアルタイムでコース位置が表示され、スコアデータもゴルフ場が直接蓄積する。
ラウンド中にもタブレットPCでリアルタイム注文・決済(中間・一括精算)が可能である。
決済は、予約、試合途中、チェックアウトなどゴルファーが望む時点でリアルタイムで行えるようになり、個別清算とカード、ポイント、商品券などすべての決済方式をサポートする。
このようにすべての手続きが簡素化され柔軟性を兼ね備え、運営管理およびマーケティングにも実用性が加わる。
まず、多様な方式でティータイムと料金設定が可能になり、ゴルフ場ごとに最適化で収益を最大化することが可能となる。
すべての運営データは蓄積され統計資料として提供され、ビッグデータ基盤のカスタマイズ型マーケティングソリューションが可能である。
タイガーは、すべてがクラウドサーバーで運営されるため、ゴルフ場ごとに別途に電算サーバーを置く必要がなく、サーバー費用もかからない。すなわち、
ゴルフ場は運営システムのための管理人力や費用負担なしに、完全にゴルフ場の運営にだけ集中することができる。
タイガーは、時間(ティータイム)を販売するビジネスで最も高度に発展した運営システムをゴルフ場にも導入する動機として開発された。
AGLのファン·ジングク代表は20年間、韓国やアメリカ、日本、中国、東南アジアなど多くの地域でゴルフ場の委託運営、コンサルティング、M&Aなどに関する仕事を行いながら、
「なぜゴルフは航空やホテルの予約のようにリアルタイムの予約、発券、決済ができないのか」と考えた。
彼は「ゴルフ場が手書きや電話、ファックスで運営管理していたことから抜け出し、電算化された初期運営システムを導入した1990年代半ば、
航空業界はすでにタイガーのようなシステムを導入し、デジタル革新を行っていた」とし「現在、航空業界は時間を販売するビジネスから芸術に近い境地へと運営・マーケティングを高度化しており、
これは結局、ユーザーの経験と必要なサービスの価値を最大化する結果に繋がっている」と述べた。
続いて「ゴルフ場もこのような効果が期待できるシステムを作ろうという目標でタイガーを開発した。複雑で難しい方法ではない。
タイガーを運営システムとして導入してくだされば、他の事は全て専門家である私たちが責任を負う」と自信を示した。
の体系を作りたい」と抱負を述べた。
出所 : GlobalGolfTimes (https://www.globalgolftimes.com)
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